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離郷

りきょう
名詞動詞-サ変動詞-自動詞
1
標準
departure from one's home town
文例 · 用例
考えてみると、私が離郷する当時は、あの地方の荒蕪地の荒れ放題に荒れた末期であったのであろう。
柳田国男 故郷七十年 青空文庫
東京に帰って、父母に郷里のことを話したけれども、両親が離郷してからまだあまり時がたっていなかったので、それほど珍しそうにも聞いてはくれなかった。
柳田国男 故郷七十年 青空文庫
雉子郎物語 この頃は、かんたんに、飛出して來たり、舞ひ戻つたり、風の中の紙屑みたいに、離郷出京が日常化してゐるので、今の地方の青春男女には、もう、私たちが青年期にもつたやうな“笈を負うて”なんていふ感傷は、滑稽化してゐるにちがひない。
吉川英治 折々の記 青空文庫
そのために、青年は続々離郷する――また家を離れ骨肉も省みない。
火の巻 宮本武蔵 青空文庫
武蔵の離郷前後のことでは、彼の郷土にゆくと、いろいろ云い伝えられている口碑はある。
吉川英治 随筆 宮本武蔵 青空文庫
こう見て来ると、二十八歳の離郷は、城地の滅亡が動機で、それからの十三年間の期間も、多くは大身の門に身を寄せ、また後半は仕官をしていて、その地域も限られているし、武者修行というような目的で、諸州を歩いたらしい足跡はない。
吉川英治 随筆 宮本武蔵 青空文庫
離郷附本位田又八 小説の宮本武蔵の上で、その発端に、僕は関ヶ原から書き出して、二天記、武蔵伝、その他諸書がほとんど一致している彼が十七歳の折参戦を書いているが、武蔵が果たして関ヶ原の役に出たかどうかも、厳密にいえば、まだまだ研究の余地は充分にあるのである。
吉川英治 随筆 宮本武蔵 青空文庫
早くから父に従って、播州に行くこと多く、遂に永久に故郷を後にした) と大兄は、武蔵の離郷をそれと決めているが、十七歳の出陣説を抹殺する有力な確証でもなければ、これは断定できないことであろう。
吉川英治 随筆 宮本武蔵 青空文庫
作例 · 標準
彼は18歳で離郷し、都会での新しい生活を始めた。
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何十年ぶりに故郷に帰ったが、離郷した頃の面影はほとんどなかった。
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戦争で多くの人々が、離郷を余儀なくされた。
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