やっとこさ
やっとこさ異読 やっとこせ・やっとこ
副詞
標準
at last
文例 · 用例
それから何里も行くうちに二人はもう死にそうにつかれましたが、それでもやっとこさ向うへ着きました。
— 夢野久作 『二人の男と荷車曳き』 青空文庫
予科の方は三級、二級、一級となって居て、最初の三級は平均点の六十五点も貰ってやっとこさ通るには通ったが、矢張り怠けて居るから何にも出来ない。
— 夏目漱石 『落第』 青空文庫
その真白い大きい大きい花束を両腕をひろげてやっとこさ抱えると、前が全然見えなかった。
— 太宰治 『女生徒』 青空文庫
「なるほど、叩くな、何人だろう」 伯父さんはやっとこさ起きあがって、暗い中をさぐりさぐり庖厨の方へ往って土間へおり、足でさなずって下駄と草履をかたかたに履いて、其処の戸を放して裏口へ出た。
— 田中貢太郎 『餅を喫う』 青空文庫
やっとこさ話の出来る処まで来た」「まったく……あのスチームの音は非道いね。
— 夢野久作 『オンチ』 青空文庫
呪われた鼻 ――運命と鼻の表現(六) 獣からやっとこさと人間へ進化して来た鼻は、初めて地面から手を離して四方をキョロキョロ見廻しました。
— 夢野久作 『鼻の表現』 青空文庫
蒲留仙は硯を右の手に持ち、左の手に紙と筆とを持ってやっとこさと腰をあげる。
— ――序に代へて―― 『涼亭』 青空文庫
「寝言にしちゃおかしいぞ、人もくるようにないが、それとも何人か泊りにでもくるだろうか」 老人はこんなことを言いながらやっとこさと腰をあげ、すこし頽れて時おり隣の灯の漏れてくる壁の処へ行って顔をぴったりつけて好奇に覗いて見た。
— 田中貢太郎 『牡丹燈記』 青空文庫
作例 · 標準
山道を登り続けて、やっとこさ頂上に到着した。
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何度も失敗したが、やっとこさ成功にこぎつけた。
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重い荷物を運び、やっとこさ部屋までたどり着いた。
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標準
barely
作例 · 標準
彼は試験の前日、一夜漬けでやっとこさ合格した。
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難しい問題を、やっとこさ解くことができた。
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予算が厳しかったが、やっとこさプロジェクトを完成させた。
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標準
yo-ho!
作例 · 標準
漁師たちが網を引き上げる際に、「やっとこさ!」と声を合わせた。
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重い神輿を担ぎ、「やっとこさ!」の掛け声で活気が増した。
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困難な作業中、皆で「やっとこさ!」と励まし合った。
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