弘法
ぐほう
名詞動詞-サ変動詞-自動詞
標準
spreading Buddhist teachings
文例 · 用例
川俣川にかけた橋を渡って、大門川の峡流を見下しながら、弘法水に立ち寄り甘美な泉をむすんで飲む。
— 小島烏水 『不尽の高根』 青空文庫
人々は、いまじゃ弘法大師もさっぱり睨みがきかなくなったと云って罰のバチがあたることを殆んど信じなくなっている。
— 黒島傳治 『海賊と遍路』 青空文庫
仙人は建築が上手で、弘法大師なども初は久米様のいた寺で勉強した位である、なかなかの魔法使いだったから、雲ぐらいには乗ったろうが、洗濯女の方が魔法が一段上だったので、負けて落第生となったなどは、愛嬌と涎と一緒に滴るばかりで実に好人物だ。
— 幸田露伴 『魔法修行者』 青空文庫
実際|土佐では弘法大師と兼山との二人がそれぞれあらゆる奇蹟と機知との専売人になっているのである。
— 寺田寅彦 『藤棚の陰から』 青空文庫
弘法大師なぞは工芸美術の学校を建てて大いに芸術を利用しようとしました。
— 岡本かの子 『仏教人生読本』 青空文庫
日本では平安朝の伝教大師の日本天台、弘法大師の真言密教をはじめ、鎌倉期になって法然、親鸞、日蓮、道元らの諸祖の新興仏教の出たのもこのためであります。
— 岡本かの子 『仏教人生読本』 青空文庫
ずっと前の平安朝時代から伝統が続いて来ている伝教大師の天台宗、弘法大師の真言密教は、さとりの修業と信仰の安心立命と兼用であります。
— 岡本かの子 『仏教人生読本』 青空文庫
次に平安朝に興った二大新仏教は、伝教大師の日本天台、弘法大師の真言密教であります。
— 岡本かの子 『仏教人生読本』 青空文庫
作例 · 標準
師の教えを広く世界に伝えるため、彼は生涯を弘法に捧げる覚悟を決めた。
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新しい寺院の建立は、辺境の地における弘法の拠点としての役割を期待されていた。
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弘法の旅の途中で彼が書き残した日記には、各地の民衆との交流が記されている。
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