杵
きね
名詞頻度ランク #40493 · 青空 341 例
標準
mallet
文例 · 用例
女は内藤新宿の北裏に住んでいる杵屋お登久という師匠であった。
— 帯取りの池 『半七捕物帳』 青空文庫
ほほほほほ」 杵屋お登久はべんべら物の半纏の襟を揺り直しながら笑い顔をして半七をむかえた。
— 帯取りの池 『半七捕物帳』 青空文庫
〔月のほのほをかたむけて〕月のほのほをかたむけて、 水杵はひとりありしかど、搗けるはまこと喰みも得ぬ、 渋きこならの実なりけり。
— 宮沢賢治 『文語詩稿 五十篇』 青空文庫
法を護る諸天善神達は絢爛なる甲冑に槊、剣、戟、金剛杵、弓箭にて働く。
— 岡本かの子 『阿難と呪術師の娘』 青空文庫
あれそれと小田原をやってる処へ、また竜川とかいう千破矢の家の家老が貴方、参ったんだそうで、御主人の安否は拙者がか何かで、昔取った杵柄だ、腕に覚えがありますから、こりゃ強うがす、覚悟をして石滝へ入ろうとすると、どうでございましょう。
— 泉鏡花 『黒百合』 青空文庫
」と昔取りたる杵柄にて柔術も少々心得たれば、や、と附入りて、えい、といいさま、一人を担いで見事に投げる。
— 泉鏡花 『貧民倶楽部』 青空文庫
ときに数杵の鐘声遠く響きて、月はますます白く、空はますます澄めり。
— 泉鏡花 『義血侠血』 青空文庫
八 長唄の師匠 元園町に接近した麹町三丁目に、杵屋お路久という長唄の師匠が住んでいた。
— 岡本綺堂 『思い出草』 青空文庫
作例 · 標準
年末には、家族みんなで集まって、庭で大きな杵と臼でお餅をつくのが我が家の恒例行事だ。
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昔ながらの餅つき大会で、子供たちが交代で重い杵を振るい、歓声が上がった。
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物置の奥から、ずっしりと重い木製の杵を見つけ出した時、昔の記憶が蘇った。
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お祭りの準備で、男衆が大きな杵を担いで集まってくる姿は壮観だった。
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