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飾り玉

かざりだま
名詞
1
標準
文例 · 用例
清らかな白の表衣をしとやかに着なして、咽喉元と手頸のあたりでボタンをかけ、大粒な黄ろい飾り玉を二列に分ッて襟から胸へ垂らしていた。
イワン・ツルゲーネフ Ivan Turgenev あいびき 青空文庫
それに蒙昧の野蛮人を帰服させるための道具として数千粒の飾り玉やけばけばしい色の衣服類や無数の玩具やを箱に入れてこの天幕に隠して置いたが、それら一切の武器や食料は少しも盗まれてはいなかった。
国枝史郎 沙漠の古都 青空文庫
二十五 行く行く彼らは土人の部落――すなわち部落へ到着くごとに飾り玉や玩具を出して見せて彼らの食料と交換した。
国枝史郎 沙漠の古都 青空文庫
それを博士が通弁する……「飾り玉を百個くれるなら敵の土人と和睦して、火事を消し止めてお目にかけるとこの酋長が云っているのです」「飾り玉で和睦が出来るなら二百でも三百でもくれてやりましょう」 ラシイヌは喜んでこう叫んだ。
国枝史郎 沙漠の古都 青空文庫
逃げる時土人は銃を盗んだり飾り玉を盗んだりして逃げるのであった。
国枝史郎 沙漠の古都 青空文庫
」「大粒なら、飾り玉さ。
岸田國士 虹色の幻想(シナリオ) 青空文庫
飾り玉の方が軽くて貴くて価も高い。
LES MISERABLES レ・ミゼラブル 青空文庫
それは飾り玉の国で…… そこで彼は書くのをやめ、ペンは指から落ち、時々胸の底からこみ上げてくる絶望的なすすり泣きがまた襲ってき、あわれな彼は両手で頭を押さえ、そして思いに沈んだ。
LES MISERABLES レ・ミゼラブル 青空文庫