謹話
きんわ
名詞
標準
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文例 · 用例
林首相の謹話といふのを読むと、事理すこぶる明白で、かういふ制度が、これまで日本になかつたことをむしろ不思議に思ふくらゐであるが、たゞ、この種の表彰が、今日の政府の手で如何に正しく、公平に、且つ進歩的な意義をもつて行はれるかといふ疑問を先づ国民は抱くであらう。
— 岸田國士 『「文化勲章」制定に就て』 青空文庫
頬ひげをあたつてゐると、大詔の奉読、つゞいて、東条首相の謹話があつた。
— 坂口安吾 『真珠』 青空文庫
あいつが上って困るんで、家の木はみんな伐ってしまったけんど、屋根ばかりはどうすることもできんわい。
— 菊池寛 『屋上の狂人』 青空文庫
太政官、なか/\起きんわい。
— 上司小劍 『太政官』 青空文庫
百のうさぎが集まったって、一ぴきの馬を創ることができんわけで、百の嫌疑も結局一つの証拠にはなりません。
— フョードル・ミハイロヴィッチ・ドストエフスキー 『罪と罰』 青空文庫
」「いえ、死んでは居られんけんど……」「死んどらん者が、起きんわけがありますか?
— 火野葦平 『花と龍』 青空文庫
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謹話(きんわ)とは、つつしんで話をすること。また、その話の内容のこと。
出典: 謹話 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0