発列
はつれつ
名詞
標準
文例 · 用例
北京停車場の一号プラット・ホームに南京発列車が到着すると、奇襲弾薬が破裂して数十名の死傷ができると時刻を同じくして碼頭苦力が暴動に参加した。
— 吉行エイスケ 『地図に出てくる男女』 青空文庫
ちょうどこのころ、両国駅の始発列車の片隅に、古風なインバネスの襟を立て、秋風落莫たる面持で眼を閉じている一人の人物があった。
— 久生十蘭 『魔都』 青空文庫
「始発列車は何時ですか」 とロシター技師が訊いた。
— THE INVISIBLE FORCE 『見えざる力』 青空文庫
その間に、義雄はお鳥に送る電報、「リヨカウチウユヘヒトリデコイ」といふのを、山形まはりの青森線に當る弘前停車場へ宛て、受信人を上野十二月二日正午發列車中の清水お鳥として打電した。
— 斷橋 『泡鳴五部作』 青空文庫