別行
べつぎょう
名詞
標準
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文例 · 用例
本來なら、別行に認めて、大に俳面を保つべきだが、惡口の意地の惡いのがぢき近所に居るから、謙遜して、二十字づめの中へ、十七字を割込ませる。
— 泉鏡太郎 『麻を刈る』 青空文庫
彼奴は玄洋社と別行動を執って来た人間じゃが、この間久し振りに合うた時には俺の事を頭山先生と云いおった。
— 夢野久作 『近世快人伝』 青空文庫
茶色クローズの表紙で鼠色紙の扉にノート風の細かいペン字で、 (1) 大学図書館ヲ公開スル事 (2) 東洋美術発行ノ事とあり、別行に、これは鉛筆で「電燈タングステン燈よろし」続けて、「木彫専門」「襖紙一式」等各建築関係専門店の名と所書きが並べられている。
— 宮本百合子 『父の手帳』 青空文庫
唯別行に書いただけでも、謡曲はおのづから今日の詩に近い形を現はすのである。
— 芥川龍之介 『文芸的な、余りに文芸的な』 青空文庫
「万事一任、何事も時のさだめ」そして別行に書き足して、「短慮|被成まじきこと」――呼吸せき切って駈けもどった甚助の前で、その従僕の前もかまわず、彼は最後の一行にむせび泣いたのであった。
— 本庄陸男 『石狩川』 青空文庫
「忽※弾琴響、垂楊惹恨新」と甲野さんは別行に十字書いたが、気に入らぬと見えて、すぐさま棒を引いた。
— 夏目漱石 『虞美人草』 青空文庫
「眼に見るは形である」と甲野さんはまた別行に書き出した。
— 夏目漱石 『虞美人草』 青空文庫
もっとも課長は、今夜の行動を、役所の用事とはしないで、お化け鞄と猫又に興味を持つ帆村荘六を援助するための特別行動である――と、彼の部下二名に説明してあった。
— 海野十三 『鞄らしくない鞄』 青空文庫
作例 · 標準
強調したい部分は、別行にして大きな文字で書いてください。
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住所と電話番号は、同じ行にせず別行で入力をお願いします。
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詩の朗読では、別行に移るタイミングで少し間を置くと効果的です。
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