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針千本

はりせんぼん異読 ハリセンボン
名詞
1
標準
porcupinefish (Diodon holacanthus)
文例 · 用例
それから縫い針千本に瓢箪に水銀をいっぱい詰めたものを父親からもらい受けて、翌朝迎えにきたヘビの男に連れられてゆく。
佐々木喜善 東奥異聞 青空文庫
餅を搗いて臼ながら猿に負わせたり、臼を卸さずに藤の花を折らせたり、いろいろと無理な策略をもって相手を危地に陥れた話であるが、地方によっては瓢箪と針千本とを、親から貰い受けて出て行ったことになっているのは、すなわち蛇神退治の古くからの様式で、猿の方にはむしろ不用なことであった。
柳田国男 山の人生 青空文庫
一つの珍しい話は、針千本という一種の小さい河豚が、この日の風に吹かれて数多く浜に上って来る。
柳田国男 年中行事覚書 青空文庫
そうしてこの八日の節日を針千本、または針歳暮とさえいっている人がある。
柳田国男 年中行事覚書 青空文庫
島根県の一部には十二月の八日以外に、二月の八日をも八日吹きといい、針箱にお焼きの餅を供える例もあるというが、この日も風が吹き針千本が寄るということはないらしい。
柳田国男 年中行事覚書 青空文庫
作例 · 標準
水族館で、鋭い針がびっしり生えた針千本を見た。
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この魚は、危険を感じると体を膨らませ、針千本の針を鋭く立てる。
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ダイバーは、針千本に刺されないように、魚に近づきすぎないよう注意していた。
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