攝氏
攝氏
名詞
標準
文例 · 用例
室内温度は、雨天ないし風のある日だと、攝氏三十二三度で、普通の日だと三十六度ぐらゐであつた。
— 島木健作 『生活の探求』 青空文庫
簡單にいへば、土燒は攝氏千度以下で燒いたもので吸水性をもつてゐるもの、カワラケ、カワラ等の如き考古學の所謂土器。
— 小野賢一郎 『やきもの讀本』 青空文庫
水温が攝氏二十六度。
— 海野十三(佐野昌一) 『南太平洋科學風土記』 青空文庫
伊豆の代官江川太郎左衞門が韮山に反射爐をきづいて、攝氏千三百度以上の熱を要する鐵の熔解を試みたのが嘉永三年のことである。
— 徳永直 『光をかかぐる人々』 青空文庫
融けた鎔岩の温度は攝氏千度内外で、千二百度にも達する場合もあるが、其流動性は、この温度に因つて定まること勿論であつて、同一温度でも成分によつて著しい相違がある。
— 今村明恒 『火山の話』 青空文庫
其の時氣温は攝氏の九度を示して、風も吹かないので大分暖かであつた。
— 沼井鐵太郎 『黒岩山を探る』 青空文庫
その一つの物質は攝氏百度の湯の中でも破壞されないもの、他の物質は攝氏六十度及びそれ以上の湯の中では全く破壞されてしもうものである。
— 神田左京 『海螢の話』 青空文庫
緯度は一度進むごとに攝氏の約一度づゝ温度が下りますが、高山ではおよそ百五十めーとるから二百めーとる登るたびに攝氏の一度ぐらゐ、温度が低くなり、登れば登るほど寒さを加へます。
— 本多靜六 『森林と樹木と動物』 青空文庫