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竪子

たてご
名詞
1
標準
lattice
文例 · 用例
「イザ叡山に紙旗押し立てん、千人の義兵あらば、竪子を倒すは眼前に在り」と高山彦九を踴躍せしめたりしは、実にこの時にありとす。
徳富蘇峰 吉田松陰 青空文庫
それ元和偃武以来、幾んど四半世紀、忽然として清平の天地に砲火を上げ、竪子を推して、孤城を嬰守し、赫々たる徳川|覇府の余威を籍り、九州の大名これを合囲し、百戦老功の士これを攻め、年を改めて始めて抜くを得たり。
徳富蘇峰 吉田松陰 青空文庫
あるとき、旅をして歩く、陽気な職人たちが、ことや、たてごとを、この木の枝に、かけたことがありました。
ハンス・クリスチャン・アンデルセン Hans Christian Andersen 年とったカシワの木のさいごの夢 青空文庫
天皇はそれをお聞きになって、はじめてびっくりなさり、「ああ、こんな多遅比の野の中に寝るのだとわかっていたら、夜風を防ぐたてごもなりと持って来ようものを」と、こういう意味のお歌をお歌いになりました。
鈴木三重吉 古事記物語 青空文庫
ドアの開けたてごとに大伍はカギを使っていたが、あれは彼のカギだし、開けたてごとにカギをかけるのは彼のいつもの習慣だ。
その十八 踊る時計 明治開化 安吾捕物 青空文庫
作例 · 標準
古い京町家の窓には、繊細な細工の竪子がはめ込まれており、外からの視線を優しく遮っている。
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職人が一本ずつ丁寧に削り出した竪子を、釘を使わずに枠に組み込んでいく伝統的な技法に感銘を受けた。
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夕暮れ時、竪子の隙間から漏れる行灯の明かりが、石畳の路地を風情たっぷりに照らしている。
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