悪びれる
わるびれる
動詞-一段動詞-自動詞
標準
to act timid
文例 · 用例
それを男に責められると、彼はちつとも悪びれるところもなく、「ええ、さうよ。
— 平出修 『瘢痕』 青空文庫
只今わたしが安全装置を入れてから開けます」 バラは観念したものと見え、今は悪びれる様子もなく、扉の前に立って、三つの目盛盤を右や左にグルグルと廻しはじめた。
— 海野十三 『十八時の音楽浴』 青空文庫
しかし彼等は三人とも、全然悪びれる気色はなかった。
— 芥川龍之介 『おぎん』 青空文庫
彼は捕手の役人に囲まれて、長崎の牢屋へ送られた時も、さらに悪びれる気色を示さなかった。
— 芥川龍之介 『じゅりあの・吉助』 青空文庫
待ってよ」 一夫は二ツ返事でタバコとライターを握って立ち上り、それから、ふと思い直して、いささかも悪びれるところなく学生服に着代え、二人を尻目に悠々と立ち去ったのである。
— 坂口安吾 『発掘した美女』 青空文庫
それから数分たって、陪審員が再び法廷に戻って来た時には、被告はいささかも悪びれる容子はなく、無念無想、もはや何事も考えてさえいないように見えた。
— モオパッサン 『墓』 青空文庫
年を取った鶸は、青虫を嘴に一杯くわえて来ては、悪びれる様子もなく、雛に食わせた。
— HISTOIRES NATURELLES 『博物誌』 青空文庫
もっとも商売がまるでちがうので、悪びれる必要もなく、藤村くらいのところがちょうどよいのだなどといってすましていたわけである。
— 中谷宇吉郎 『詩人への註文』 青空文庫
作例 · 標準
彼はどんなに強い相手の前でも、少しも悪びれる様子を見せない。
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新人にもかかわらず、彼は大舞台で全く悪びれることなく、堂々とスピーチを行った。
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厳しい尋問にも、犯人は悪びれることなく黙秘を続けた。
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