推服
すいふく
名詞動詞-サ変動詞-自動詞
標準
admiration
文例 · 用例
)へ泊りに來てゐて、寢ころんで、誰かの本を讀んでゐた雅量は、推服に値する。
— 泉鏡太郎 『十六夜』 青空文庫
壮士連はことごとく子路の明快闊達に推服した。
— 中島敦 『弟子』 青空文庫
蒲の壮士連を推服せしめたものは、一つには確かにこうした評判でもあった。
— 中島敦 『弟子』 青空文庫
(白人に立てられた傀儡ではない)彼等の心から推服する真の王者へと贈られた・大小酋長からの献上品だ。
— 中島敦 『光と風と夢』 青空文庫
宮部は肥後の産、吉田松陰とは親友の仲であり、尊攘派の錚々たる一人で、同志からは先輩の一人として推服された人物である。
— 池田屋襲撃 『大衆維新史読本』 青空文庫
その齢と深慮と誠実との故を以つて、彼は他の同学の先輩として推服するところたり。
— 尾崎紅葉 『金色夜叉』 青空文庫
紅葉美妙以下硯友社諸氏の文品才藻には深く推服していたが、元来私の志していたのは経済であって、文学の如きは閑余の遊戯としか思っていなかった。
— 内田魯庵 『二葉亭余談』 青空文庫
が、瀕死の瀬戸際に臨んでも少しも挫けなかった知識の向上慾の盛んなるには推服せざるを得なかった。
— ――尾崎紅葉―― 『硯友社の勃興と道程』 青空文庫