米国産
べいこくさん
名詞
標準
文例 · 用例
ところが、アメリカにおけるプロレタリア自身、パニックの最中において米国産業組織の同伴者であった。
— 吉行エイスケ 『大阪万華鏡』 青空文庫
) 英国金融資本が、米国産業資本に強靭な波瀾をまきおこしたために、米国資本を背景とした商工都市大阪は、ウォール街を恐怖がおそうと同時に、赤鼻女の野暮なアメリカの衣裳をつけて財界の迷路に立った。
— 吉行エイスケ 『大阪万華鏡』 青空文庫
客室の南瓜1 南瓜――といえば、以前は薬食いとして冬まで持ち越し、または年を越させたものだが、米国産の細長いつるくび南瓜や、朱色の肌をした平べったい金冬瓜や、いろんな恰好をしたコロンケットなどが、娯みに栽培せられるようになってから、南瓜は秋から冬を通じて、客間の装飾としても用いられるようになった。
— 薄田泣菫 『艸木虫魚』 青空文庫
牡牛蛇も米国産で、善く牡牛のごとく鳴くと虚伝さる。
— 蛇に関する民俗と伝説 『十二支考』 青空文庫
その後、米国産の「浅間号」という名高い種馬もはいりこんだそうです。
— 島崎藤村 『力餅』 青空文庫
羽子はソープベリイ〔米国産無患子の一種〕の種子(ムクロジ)で出来ていて、その一端では五本の羽毛が羽冠を形成する。
— 日本その日その日 『日本その日その日』 青空文庫