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桜餅

さくらもち
名詞
1
標準
rice cake with bean paste wrapped in a pickled cherry leaf
文例 · 用例
室子は、隅田川を横切って河流の速い向島側に近く艇を運んで、桜餅を買って戻る蓑吉を待っていた。
岡本かの子 青空文庫
室子は茶の芽生えに萌黄色になりかけの堤を見乍ら「いまにあの小さい蓑吉が、桜餅の籠を提げて帰って来る――」と水の上で考えている。
岡本かの子 青空文庫
国が暖かだから山椒の芽や桜餅に用いる桜の葉などを逸早く東京あたりへ送り出す、その山椒の価額が年平均何万円、桜の葉が何万円、などとその技手は細かな数字をあげて話して呉れたのであった。
若山牧水 みなかみ紀行 青空文庫
うち連れて、ついそこの龍穏寺へ参詣する、なか/\の人出で、露店もたくさん出てゐる、私は和蕾君に、処女会の桜餅を買て貰つた、うまかつた、春の匂ひがする!
種田山頭火 松山日記 青空文庫
掌に、皮が干上って餡から饐た臭のする桜餅をとって貰いながら石川は、「――来年は一つ株分けをやりましょうな」と云った。
宮本百合子 牡丹 青空文庫
石川は腐った桜餅を縁側に置いて立ち上った。
宮本百合子 牡丹 青空文庫
つまり木の葉は清浄なものとしてあるのだが、それらのことが柏餅を生み椿餅を生み、そして編笠餅や乃至桜餅を生んだと見ても差支えないように考える。
淡島寒月 梵雲庵漫録 青空文庫
乗り継ぎ「一銭蒸汽」 僕等はその時にどこへ行つたのか、兎に角伯母だけは長命寺の桜餅を一籠膝にしてゐた。
芥川龍之介 本所両国 青空文庫
作例 · 標準
春のお彼岸には、必ず「桜餅」をお供えするのが我が家の習慣だ。
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道明寺粉で作った「桜餅」は、もっちりとした食感がたまらない。
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ピンク色の「桜餅」は、見た目も華やかで、お茶請けにぴったりだ。
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