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駆的

かけるてき
名詞
1
標準
文例 · 用例
この言葉のもてはやされる以前に米のグリフィスや仏のガンスなどの実行したいろいろの独創的な効果的手法は畢竟モンタージュの先駆的実例を提供するものである。
寺田寅彦 映画芸術 青空文庫
彼をはじめとするMITの先駆的なハッカーが、コンピューターに初めてディスプレイを接続したTX―0やTX―2に取りついて、一九五〇年代後半からの数年間にわたって過ごした熱狂の日々は、スティーブン・レビーの『ハッカーズ』(古橋芳恵/松田信子訳、工学社、一九八七年)に活写されている。
富田倫生 パソコン創世記 青空文庫
試作された端末の延長線上にある未来に強い確信を抱き、リーダーシップを発揮してウォズニアックの才能を引き出し続けられなかったカムラットは、先駆的なパーソナルコンピューターのベンチャー企業の経営者となるチャンスを指先で失った。
富田倫生 パソコン創世記 青空文庫
だがコンピューターの思想家の中でもとりわけて先駆的な連中は、これをさかのぼること二十年以上も前から、マシンを個人が所有する時代の到来を念頭において基礎的な技術の探求に取り組んでいた。
富田倫生 青空のリスタート 青空文庫
このコラムを書いている最中も、ソニーのパームトップの手書きへの先駆的な挑戦を面白いと思ったり、ジェネラル・マジックによる電話の遺伝子の取り込みなど、いくつかの新しい試みにはなるほどと心を動かされた。
富田倫生 青空のリスタート 青空文庫
駆的な価値は十分評価されるべきものだが、作品全体から云えば寧ろ、逍遙が理論においてはそこから脱しようとしていた戯作者風の調子のつよくしみ出たものである。
宮本百合子 婦人と文学 青空文庫
三宅花圃と樋口一葉とは、近代日本にとって先駆的な同時代の婦人作家、同門の出身、その上対蹠的な境遇ということから、常に照しあわせ対立してみられて来ている。
宮本百合子 婦人と文学 青空文庫
日本では社会科学そのものが、プロレタリア文学の前駆的な運動とともにうちたてられたばかりの時であったのだから。
宮本百合子 作家の経験 青空文庫