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応知

おうち
名詞
1
標準
文例 · 用例
おれに一応知らせてくれ」「承知しました」 こうして油断なく網を張っていたのであるが、禍いは意外のところに起こった。
吉良の脇指 半七捕物帳 青空文庫
だが、余計な口を光枝に対してきこうものなら、たいへんなことになることが予て分っていたから、誰も彼も、一応知らぬ半兵衛を極めこんでいたことである。
海野十三 什器破壊業事件 青空文庫
遠尋遺跡入蘭東、像立海牙城市中、身起賤民成碩学、応知翁亦一英雄。
井上円了 西航日録 青空文庫
つまり仏教と人間との結び目、高僧達の人間的な苦悩などに就ては殆どふれるところがなかつたもので、倶舎だの唯識だの三論などゝいふ仏教哲学を一応知つたといふだけ、悟りなどゝいふ特別深遠なものはないといふ幻滅に達して、少年時代の夢を追ひ再び文学に逆戻りをした。
坂口安吾 処女作前後の思ひ出 青空文庫
餌の種類はなかなか多いのでこれも一応知って置く必要がある。
佐藤垢石 道具と餌と天候 青空文庫
こういうことについては、なにもかも一応知って苦労をしておき、そして、機宜の処置がとれなくてはいけません。
北大路魯山人 日本料理の基礎観念 青空文庫
主人がやかましいから一応知っておかなければ、というような了見では高の知れたものであります。
北大路魯山人 日本料理の基礎観念 青空文庫
そこで、そういう区別はどういうところで判断するかということになりますが、さてどういうのが芸術的であり、どういう書が芸術的でないのか、そういう点を一応知って置く必要があると思います。
北大路魯山人 芸術的な書と非芸術的な書 青空文庫