派手やか
はでやか
形容動詞
標準
showy
文例 · 用例
しからば茶色とはいかなる色であるかというに、赤から橙を経て黄に至る派手やかな色調が、黒味を帯びて飽和の度の減じたものである。
— 九鬼周造 『「いき」の構造』 青空文庫
」 蹌踉いたように母屋の羽目に凭れた時、「早瀬さん、」と、つい台所に、派手やかな夫人の声で、「貴下、上ったら、これにお着換えなさいよ。
— 泉鏡花 『婦系図』 青空文庫
姉はお政といって二十二、妹はお時といって十九、容貌は可もなく、不可もなく、まず普通という程度であるが、髪の結い方、着物の好みが余りに派手やかで、紅|白粉を毒々しいほどに塗り立てた化粧の仕方が、どうしても唯の女とは見えない。
— 岡本綺堂 『怪獣』 青空文庫
前に東宮の御元服の式を紫宸殿であげられた時の派手やかさに落とさず、その日官人たちが各階級別々にさずかる饗宴の仕度を内蔵寮、穀倉院などでするのはつまり公式の仕度で、それでは十分でないと思召して、特に仰せがあって、それらも華麗をきわめたものにされた。
— 桐壺 『源氏物語』 青空文庫
銀座の方は大部分バラック式の派手やかなもので、職業婦人といえば大部分飲食に関係ある店の女給である。
— 夢野久作 『東京人の堕落時代』 青空文庫
一方がつつましやかに落付いているのに反して、一方が派手やかに気取っているところに、ありありとネタが暴露している。
— 夢野久作 『東京人の堕落時代』 青空文庫
その派手やかさとダラシなさ加減は、低級趣味の男の欲情をそそるのに最も適当している。
— 夢野久作 『東京人の堕落時代』 青空文庫
と、派手やかな振り袖が、庭の一方から他の一方へ、木の間を縫って走って行った。
— 国枝史郎 『剣侠受難』 青空文庫
作例 · 標準
彼女の派手やかな振る舞いは、周りの人々を魅了した。
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舞台衣装は、観客の目を引く派手やかなデザインだった。
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結婚式の会場は、花々で派手やかに飾り付けられていた。
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