神経に障る
しんけいにさわる
表現動詞-五段-ラ行
標準
to hit a nerve
文例 · 用例
音はしだいに耳障りで、神経に障るようになってきた。
— BITS OF LIFE AND DEATH 『死生に関するいくつかの断想』 青空文庫
そこでかえってそこにいて用のない生酔いの婆さんが傍からまたしてもうるさく口出しをするのを、彼女も私も同じ思いで、神経に障るように自然と顔に表わしていた。
— 近松秋江 『霜凍る宵』 青空文庫
今ならどんな気不味いことを双方で言い募ったって、御米の神経に障る気遣はない」 ここまで考えついたけれども、知覚のない御米の顔を見ると、またその方が気がかりになって、すぐにでも起したい心持がするので、つい決し兼てぐずぐずしていた。
— 夏目漱石 『門』 青空文庫
手っ取り早く言えば、この場所は彼の神経に障るようになってきたのだ――同様に、身の毛もよだつ発見がその理由になっていたのかもしれない。
— H. P. ラヴクラフト H.P.Lovecraft 『闇をさまようもの』 青空文庫
作業を停められないと見て取るや、神経に障るという理由で一刻も早く帰郷しようと決意し、息子に私がそっとしておいて欲しいと願っている地域を検分し次第飛行機で――千六百キロ南西にある――パースに連れて行くと約束させた。
— H. P. ラヴクラフト H.P.Lovecraft 『時間からの影』 青空文庫
実際、空き家のどんな音も、割れ鐘のように神経に障る。
— THE ROMANCE OF THE SECRET SERVICE FUND 『諜報部秘話』 青空文庫
私の後を難の及ばぬ距離だけ離れて侮蔑のヤジが付きまとい、そこいら中にいる若者連の黄色い嘲り顔がいたく神経に障るようになった。
— ジョージ・オーウェル George Orwell 『象を撃つ』 青空文庫
ダーンリ君、私は餓死できないし、大奥様とも暮らせないし、ひどく神経に障る。
— The Nether Millstone 『煉獄』 青空文庫
作例 · 標準
彼の無神経な発言が、彼女の神経に障ってしまったようだ。
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「もう、その話はしないで。私の神経に障るから。」
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子供たちの騒ぎ声が、病気の母親の神経に障ってしまった。
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