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綻ぶ

ほころぶ
動詞-五段-バ行動詞-自動詞
1
標準
to begin to open
文例 · 用例
庭の菖蒲畑の花が綻ぶ頃でした。
小金井喜美子 鴎外の思い出 青空文庫
十三、検察の妄執の事   並に朱唇綻ぶ事 山王下から有明荘へつづく険しい小径を、今しも一種狷介な足|調で上って行く黒ずくめの陰気な人物は、いうまでもない、警視庁捜査一課長真名古警視なのだ。
久生十蘭 魔都 青空文庫
彼女は、もいちど、袿衣の裳が、綻ぶのもいとわず、崖をのぼって行った。
吉川英治 平の将門 青空文庫
東風吹く一隊 一月の半ばであったが、江南の春はもう梅も綻ぶほどあたたかい。
第四分冊 新書太閤記 青空文庫
「包むめる名や洩り出でん引きかはしかくほころぶる中の衣に 明るみへ出ては困るでしょう」 と中将が言うと、隠れなきものと知る知る夏衣きたるをうすき心とぞ見る と源氏も負けてはいないのである。
紅葉賀 源氏物語 青空文庫
日が照つてあたゝかい、梅の蕾がほころぶだらう。
種田山頭火 其中日記 青空文庫
ただ申しわけのように、年に一度、それは白い李の花の咲きほころぶ春、お寺の門をひらいて、町の人々を庭園に自由に出入させ、そして機械でうごく人形や馬や犬などを庭園に出して、見物させるのであった。
海野十三 人造人間エフ氏 青空文庫
般若丸と謎の僧一 里の二月は紅梅のほころぶころだが、ここは小太郎山の中腹、西をみても東をながめても、駒城の峰や白間ヶ|岳など、白皚々たる袖をつらねているいちめんの銀世界で、およそ雪でないものは、伊那をながるる三峰川か、甲斐へそそぐ笛吹川のあおいうねりがあるばかり。
吉川英治 神州天馬侠 青空文庫
作例 · 標準
春の訪れとともに、蕾がゆっくりと「綻び始めた」。
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長年閉ざされていた心が、少しずつ「綻びて」いった。
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「あら、あなたの口元が「綻ぶ」ような、いいことがあったの?」
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2
標準
to smile broadly
作例 · 標準
彼の顔には、喜びが隠しきれず、「綻んで」いた。
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「やったね!みんなで頑張った成果だよ!」と、チームリーダーの顔が「綻んだ」。
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「わーい、おじいちゃんがお土産買ってきてくれた!」と、娘の顔が嬉しそうに「綻んだ」。
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3
標準
to come apart at the seams (clothes)
作例 · 標準
古くなったシャツの襟が、「綻んで」きてしまった。
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子供が遊んでいて、ズボンの膝が「綻んで」しまった。
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「このカーテン、端っこが「綻ぶ」てきちゃったから、もう一枚買わないと。」
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綻ぶ(ほころぶ) — 幻辞.com