胡坐
あぐら
名詞頻度ランク #29441 · 青空 722 例
標準
sitting cross-legged
文例 · 用例
縁側に居た白痴は誰も取合ぬ徒然に堪えられなくなったものか、ぐたぐたと膝行出して、婦人の傍へその便々たる腹を持って来たが、崩れたように胡坐して、しきりにこう我が膳を視めて、指をした。
— 泉鏡花 『高野聖』 青空文庫
いややがて、この鯉を料理して、大胡坐で飲む時の魔神の姿が見せたいな。
— 泉鏡花 『高野聖』 青空文庫
柿江は腹をぺったんこに二つに折って、胡坐の膝で貧乏ゆすりをしながら、上眼使いに指の爪を噛んでいた。
— 有島武郎 『星座』 青空文庫
「そうだ、君にだ」 そう園のいうのを聞くと、ガンベは指の短かい、そして恐ろしく掌の厚ぼったい両手を発矢と打ち合せて、胡坐のまま躍り上がりながら顔をめちゃくちゃにした。
— 有島武郎 『星座』 青空文庫
「いつものとおり胡坐をかきますよ。
— 有島武郎 『星座』 青空文庫
崩せるだけ崩してみてやれという気がむらむらと起ってきて、彼はいきなり胡坐をかきながら。
— 有島武郎 『星座』 青空文庫
ヤコフ・イリイッチはと見ると一人おいた私の隣りに大きく胡坐をかいてくわえ煙管をぱくぱくやって居た。
— 有島武郎 『かんかん虫』 青空文庫
胡坐をかいたまゝ、勃凸は鼠の眼のやうな可愛らしい眼で、強度の近眼鏡越しに友達の顔を見詰めながら、向ひの部屋の物音に聞き耳を立てた。
— 有島武郎 『骨』 青空文庫
作例 · 標準
胡坐の例文
ウィキペディア
胡坐(あぐら、こざ)は、座り方のひとつ。胡座と表記することもある。
出典: 胡坐 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0