幻辞.com

槍の穂先

やりのほさき
名詞
1
標準
spearhead
文例 · 用例
やっと槍ヶ岳の頂、といっても槍の穂先からは、まだ蛭巻ぐらいの位置に当る、平ッたい鞍状地に到着した、槍から無残に崩壊した岩は、洪水のように汎濫している、そうしてこれが巨大なる槍ヶ岳を、目の上に高く聳えしむるために、払われた犠牲であるかと思うと、私は天才の惨酷に戦慄するのである。
小島烏水 槍ヶ岳第三回登山 青空文庫
手前の槍は雑兵の血で汚れておりますれば……」 といううちに、その武士は、かたわらの湖に槍の穂先を浸して、ザブザブと洗い始めた。
夢野久作 「生活」+「戦争」+「競技」÷0=能 青空文庫
もはや、槍の穂先も見えぬげに御座れば、残念ながらこれにてお別れ申そう」「いや、某もさように存じておったところ……」「さらば」「さらば」 というのでドロンゲームになったが、後にこの二人は某侯の御前で出会して、本名を名乗り合って莫逆の友となった……というような話が「常山紀談」に載っている。
夢野久作 「生活」+「戦争」+「競技」÷0=能 青空文庫
螽の飛ぶよ、と光を放ちて、小路の月に閃めきたる槍の穂先霜を浴びて、柄長く一文字に横えつつ、「来い!
泉鏡花 照葉狂言 青空文庫
四、槍の穂先上りたるは弱敵、下りたるは剛。
菊池寛 長篠合戦 青空文庫
その足音に早くも気のついた七兵衛は、小膝をついて危く身をかわしたので、槍の穂先はがちりと土を縫った。
槍突き 半七捕物帳 青空文庫
かれは家を出るときに黒い野良猫を絞め殺して、その死骸をふところに忍ばせていると、それがうまく図にあたって槍の穂先が駕籠を貫く途端に、身の軽い彼は早くも外へぬけ出して、身がわりの猫を残して行ったのである。
槍突き 半七捕物帳 青空文庫
二人は槍の穂先と穂先とが触れ合うほどに相対した。
森鴎外 阿部一族 青空文庫
作例 · 標準
敵の槍の穂先が、月明かりに鈍く光っていた。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
彼は部隊の槍の穂先となって、敵陣に突入した。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
槍の穂先は、鋭く研ぎ澄まされている。
幻辭AI · gemini-2.5-flash