沈黙寡言
ちんもくかげん
名詞形容動詞
標準
taciturn
文例 · 用例
良致さんという人が、この通り沈黙寡言な、哲学者かと思っていたらば、先日、ごく心やすくしていたという男の人が来て話すには、なかなか隅におけない、白粉を袖や胸にもつけてくる人だというし、またある人も、気さくなよいサラリーマンだといった。
— 長谷川時雨 『九条武子』 青空文庫
小原は平素|沈黙寡言、学力はさほどでないが、野球部の捕手として全校に信頼されている。
— 佐藤紅緑 『ああ玉杯に花うけて』 青空文庫
然しこの態度には現代の青年に折々見られるやうな、先輩に対する反感を伏蔵してゐる陰険な沈黙寡言の風は少しも認められない。
— 永井荷風 『来訪者』 青空文庫
作例 · 標準
彼は沈黙寡言な男だが、その一言一言には不思議と強い説得力がある。
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沈黙寡言な父が、娘の結婚式で涙を流しながらスピーチをした姿に感動した。
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かつての英雄は、晩年を沈黙寡言に過ごし、静かにこの世を去ったという。
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