幻辞.com

鋸引き

のこぎりびき
名詞
1
標準
sawing
文例 · 用例
小栗判官、頼光の大江山鬼退治、阿波の鳴戸、三荘太夫の鋸引き、そういったようなものの陰惨にグロテスクな映画がおびえた空想の闇に浮き上がり、しゃがれ声をふりしぼるからくり師の歌がカンテラのすすとともに乱れ合っていたころの話である。
寺田寅彦 青衣童女像 青空文庫
斯様な扮装をした若者が氷の上に一列に並んで、氷を鋸引きに引きはじめるのである。
島木赤彦 諏訪湖畔冬の生活 青空文庫
さあ、この辺から、セメントの柱を二つに鋸引きをしてくれたまえ。
海野十三 ○○獣 青空文庫
柱が壊れないようにそろそろやるように注意を頼む」恐ろしき謎 鋸引きの音が、ごりごりいっている間に、敬二は博士のそばへいって声をかけた。
海野十三 ○○獣 青空文庫
もうすぐ|○獣と|○獣とが切り離せるから」 鋸引きが済んで、セメント柱は二つに切られた。
海野十三 ○○獣 青空文庫
わしらの企てが破れたなら、或いは油煮、鋸引きに処せられるかもしれんが、それを覚悟の上にて、彼等を殲滅させるつもりだ」「それでは――」 と、吉之助がいって、机の上の書類を、仕舞いかけた。
直木三十五 南国太平記 青空文庫
ナイフは、盲滅法に、引き裂き、鋸引きだ。
POIL DE CAROTTE にんじん 青空文庫
重衡の身柄を引取った奈良の衆徒のうち、血気にはやった者は、鋸引きだの、生き埋めだのの極刑を主張する者も多かった。
第十二巻 現代語訳 平家物語 青空文庫
2
標準
death by sawing (i.e. as a capital punishment)