乗馬靴
じょうばぐつ
名詞
標準
riding boots
文例 · 用例
彼は、肩から銃をおろし、剣を取り、羊皮の帽子も、袖に星のついた上衣も乗馬靴もすっかりぬぎ捨ててしまった。
— 黒島伝治 『パルチザン・ウォルコフ』 青空文庫
乗馬靴が濡れて穿けないので跣足。
— 中島敦 『光と風と夢』 青空文庫
きょうはまぶしいほどに晴れた日で、わたしは雲雀の歌を聴きながら、乗馬靴に調子を取って戞かつとあたる帯剣の音を聴きながら、牧場を乗りぬけて行きました。
— 幽霊 『世界怪談名作集』 青空文庫
チョッキはふつう派手な色で、縞模様がついており、きちっとしたズボンは膝の下までのびて、脛のなかほどまできている乗馬靴にとどいている。
— ワシントン・アーヴィング Washington Irving 『駅馬車』 青空文庫
彼は長い旅の果て、泥まみれになり、粗服に乗馬靴、乱れた姿だった。
— ELIZABETH AND ESSEX 『エリザベスとエセックス』 青空文庫
――マドモアゼル」 直立して、乗馬靴の二つの踵をきつくうち合わせチャリンと拍車を鳴らし、笑いをふくんで白い麻の女もちハンカチーフを伸子にさし出した。
— 宮本百合子 『道標』 青空文庫
それはナポレオンが武骨な横柄な態度で、乗馬靴をはいた両足を、煖炉で暖めているところを描いたものであった。
— BEIM PROPHETEN 『予言者の家で』 青空文庫
その毛の艶、乗馬靴の艶、鞭の艶、トム公は惚れ惚れと見入ってしまった。
— 吉川英治 『かんかん虫は唄う』 青空文庫
作例 · 標準
彼女は玄関で丁寧に手入れされた革製の乗馬靴を履き、颯爽と外へ出た。
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長年履き込んだ乗馬靴には、馬の腹を蹴る際にできた独特の擦れ跡がついている。
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高級な乗馬靴は足に馴染むまで時間がかかるが、一度馴染めば最高の履き心地になる。
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