寄り付く
よりつく
動詞-五段-カ行動詞-自動詞
標準
to approach
文例 · 用例
この店へは比較的英米客が寄り付くので献立表にもクラブ・サンドウィッチとか、ハムエッグスとかいう通俗な英語名前の食品が並べてあった。
— 岡本かの子 『売春婦リゼット』 青空文庫
どう見ても女子供の寄り付く柄ではない。
— 岡本かの子 『阿難と呪術師の娘』 青空文庫
狭い階子の上に相手が刃物をふりかざしているので、誰も迂闊に寄り付くことができなかった。
— 岡本綺堂 『籠釣瓶』 青空文庫
片隅にブランコが二つ設けてあったが、いっこうに地ならしがしてないので、雨あがりなどには其処らは一面の水溜りになってしまって、ブランコの傍などへはとても寄り付くことは出来なかった。
— 岡本綺堂 『綺堂むかし語り』 青空文庫
実は柏木の狭山といえば多分、誰でも私の職務上の名声を知っている筈だから、滅多な者は寄り付くまいと思って履歴書、身元証明不要と出しておいたのであるが、案に相違して碌なものはやって来なかったので、私は些かならず自尊心を傷けられたものであった。
— 夢野久作 『暗黒公使』 青空文庫
が、神聖の地域として、教主の宮川覚明が、許さない限りは寄り付くことの出来ない、この岩山の洞窟の入り口――そこの辺りには人気がなくて、森閑として寂しかった。
— 国枝史郎 『生死卍巴』 青空文庫
自分等は此沢を遡って甲武信岳に登ろうと企てたのであるが、合流点から一町と行かない中に四、五丈の瀑があって、三方を岩壁に囲まれ、下は深い淵を成しているので、側へも寄り付くことが出来なかった。
— 木暮理太郎 『笛吹川の上流(東沢と西沢)』 青空文庫
唯一度|数河乗越附近を通る人にとろりとした青黒い色の流れをちらと覗かせて、再び中廊下の崖下に隠れたまま、東沢の合流点近くなるまでは、容易く人の寄り付くことを許さない。
— 木暮理太郎 『黒部峡谷』 青空文庫
作例 · 標準
彼女は人見知りで、なかなか初対面の人に寄り付こうとしない。
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怪しい人物が子供に寄り付くのを見て、警察に通報した。
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最近、うちの庭に野良猫が寄り付くようになった。
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