魏使
ぎし
名詞
標準
文例 · 用例
氏は魏使が一支より末盧に至れる地點を定むるに、菅氏の説に據りて松浦郡値嘉島の見禰良久崎に因りし者となせり。
— 内藤湖南 『卑彌呼考』 青空文庫
余が見る所にては、魏使の上陸地點は、恐らくは松浦郡名護屋附近ならん。
— 内藤湖南 『卑彌呼考』 青空文庫
余は魏使の投馬以東に於ける上陸地點を此の向津野附近の要津ならんと想定す。
— 内藤湖南 『卑彌呼考』 青空文庫
(に)四、魏使が倭國に至り親しく見聞せる所を記せる者、是を第四種とす。
— 内藤湖南 『卑彌呼考』 青空文庫
上古に在て語部が語り繼ぎたる史實なりとも、當時の大事を全く語り漏すべき者とは信ぜざるが故に、魏國の記録に著はれたる史實が、我が上古史に全く缺佚せる筑紫女酋の事蹟なりと信じ得ざること、猶かの魏使が筑紫に來りて、全く大和朝廷あることを知らずして歸れることを信じ得ざるがごとし。
— 内藤湖南 『卑彌呼考』 青空文庫
倭國即ち九州内に於ては魏使が通行せし沿道の國は更なり、絶遠の國々と雖も、猶其名稱だけは聞き傳へたれど、女王國の東方千餘里の外に僻在せる孤島に就いては、其の住民の倭種たるを幽かに聞き得たるのみにて、其國の何と呼びけん、名稱さへも定かに知られざりしなり。
— 白鳥庫吉 『倭女王卑彌呼考』 青空文庫
ところへ、魏使が着いた。
— 図南の巻 『三国志』 青空文庫