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すみれ草

すみれぐさ異読 スミレグサ
名詞
1
標準
Fuji dawn (species of violet, Viola mandshurica)
文例 · 用例
「山路来て何やらゆかしすみれ草」でも、すみれと人とが互いにゆかしがっているのを傍からもう一人の自分が静かにながめているような趣が自分には感ぜられる。
寺田寅彦 俳句の精神 青空文庫
すみれ草が甘く匂う。
岡本かの子 食魔 青空文庫
水の上には黄水仙、森のはづれへ日々花、素足もかまはず踏み込んで、棘のひかげへすみれぐさ、原一面に雛菊や鈴を頸環の櫻草、森の木の間にきみかげ草、その細路へおきなぐさ、人家の軒へあやめぐさ、さてシモオヌよ、わが庭の春の花には苧環、遊蝶花、唐水仙、匂の高い阿羅世伊止宇。
上田敏 牧羊神 青空文庫
作例 · 標準
万葉集にも詠まれているすみれ草を求めて、春の山道をカメラを片手に散策した。
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「山路来て 何やらゆかし すみれ草」という芭蕉の句を思い出しながら、足元に目をやった。
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古人は、春を告げるすみれ草の可憐な姿に、季節の移ろいと生命の輝きを感じ取った。
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ウィキペディア

『すみれ草』(すみれぐさ)とは、江戸時代に北村久備により著された『源氏物語』の注釈書である。『源氏物語すみれ草』とも呼ばれることがあり、『菫草』と表記されていることも多い。1812年(文化9年)の刊本が存在するためそれ以前の成立と見られる。『すみれ草』の題名は著者により序文末尾に記された和歌「なつかしみはる野のすみれ摘みつれどつね人からのものにぞ有りける」によるとみられる。

出典: すみれ草 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0