俗情
ぞくじょう
名詞
標準
worldly-mindedness
文例 · 用例
俗情のエッセンスだとでも名付けるよりほかはない。
— 中原中也 『我が生活』 青空文庫
たとえそれは俗情のものであっても。
— 岡本かの子 『仏教人生読本』 青空文庫
阿難 ――それは俗情の言葉だ。
— 岡本かの子 『阿難と呪術師の娘』 青空文庫
これが俗情でございましょうか。
— 岡本かの子 『阿難と呪術師の娘』 青空文庫
阿難 ――すべて、盛りと廃りのあるこころは俗情であるのだ。
— 岡本かの子 『阿難と呪術師の娘』 青空文庫
ましてわたしの俗情に関係して、あなた方二人の命まで断つ事は、わたしの立派な殺生になります。
— 岡本かの子 『阿難と呪術師の娘』 青空文庫
それが茶に対する風雅な熱意ばかりであるのかと思ふと、さうではなく、それに芽生えたいろいろな俗情が頭を擡げて来るのであつた。
— 岡本かの子 『上田秋成の晩年』 青空文庫
繰返される激しき衝撃のたびに二人は鬱積した俗情の精力が火花のようになって散り飛ぶのを感じた。
— 岡本かの子 『生々流転』 青空文庫
作例 · 標準
彼は俗情に流されることなく、己の信念を貫いた。
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芸術家は俗情を離れて、純粋な創作に打ち込むべきだ。
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若い頃は俗情に囚われていたが、年を重ねて心の平穏を見つけた。
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