踏み板
ふみいた
名詞
標準
board (across a ditch, etc.)
文例 · 用例
* 浴槽は高く作られて、踏み板を越えて這入るのが習で、その前には柘榴口というものが立っているから、浴客は柘榴口をくぐり、更に踏み板を越えて浴槽に入るのである。
— 岡本綺堂 『明治時代の湯屋』 青空文庫
何んな瑣細なことでも、これは可怪しいと感じた以上看過しない警察官の第六感に従って、レノック巡査は運転手へ手を振って素早く自動車の|踏み板へ飛び乗っていた。
— 牧逸馬 『土から手が』 青空文庫
えびのように腰をまげて一足々々を順ぐりに踏み板のうえに上げるのであった。
— 本庄陸男 『石狩川』 青空文庫
」 守備隊長は、感激にふるへる一声、続いて、兵士が二人、素早く踏み板を提げ、甲板と岸とをつなぐ。
— 岸田國士 『従軍五十日』 青空文庫
多分扉の下の踏み板に仕掛があつたのでせう。
— 金色の處女 『錢形平次捕物控』 青空文庫
たぶん扉の下の踏み板に仕掛けがあったのでしょう。
— 金色の処女 『銭形平次捕物控』 青空文庫
ちょうどその時自動車が横付けになって、太子は眉一つ動かされずそのまま|踏み板へ足をかけられ、私も続いて乗ってしまったから後がどうなったかは知る由もなかったが、やがて助手台にノッソリとはいって来たシャアは、相変らず石のように押し黙っていた。
— 橘外男 『ナリン殿下への回想』 青空文庫
機工場で踏み板をふむ私の足は霜焼けにかかった。
— 小山清 『その人』 青空文庫
作例 · 標準
工事現場の溝に、作業員が渡るための踏み板がかけてあった。
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雨で濡れた踏み板は滑りやすいので、注意して渡ってください。
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彼は古い木の踏み板を渡って、川の向こう岸にたどり着いた。
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標準
step
作例 · 標準
バスに乗る際、一段目の踏み板で足を踏み外しそうになった。
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この古い教会の階段は、多くの人々に踏まれて、踏み板の中央がすり減っている。
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子供は、背伸びをしながら電車の高い踏み板をよいしょと上った。
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標準
pedal (of an organ, etc.)
作例 · 標準
オルガン奏者は、両手で鍵盤を弾きながら、足で巧みに踏み板を操作していた。
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この古い織機は、足元の踏み板を踏むことで布を織り進めていく仕組みだ。
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パイプオルガンの重低音は、巨大な踏み板によって生み出される。
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