のこのこ
のこのこ異読 ノコノコ
副詞副詞-と
標準
unconcernedly
文例 · 用例
のこのこと書斎を出て行つた。
— 中原中也 『その頃の生活』 青空文庫
しかし、根が骨太の岩乘なからだであつたから、十日も經たぬうちに全快し、食慾は舊の如く旺盛で、色慾などもちよつと出て來て、よせばよいのに、またもや兎の庵にのこのこ出かける。
— 太宰治 『お伽草紙』 青空文庫
フト彼方を見れば、てっきり鉄五郎がのこのこやって来る。
— 山中貞雄 『恋と十手と巾着切』 青空文庫
S=通り―― てっきり鉄がのこのこ歩いて来る。
— 山中貞雄 『恋と十手と巾着切』 青空文庫
勝坊がのこのこやって来た三次を見て走り寄った。
— 山中貞雄 『恋と十手と巾着切』 青空文庫
今しも、その表に立ち止った一人の武者修業の侍(早水団九郎) のこのこ門内へ入る。
— 山中貞雄 『武蔵旅日記』 青空文庫
「それゃ、まあ、すまんこって……」「おどれが、こんな所で、のこのこ這いよりくさる!
— 黒島伝治 『「紋」』 青空文庫
敬四郎ものこのこ戻って来た。
— 山中貞雄 『右門捕物帖 三十番手柄 帯解け仏法』 青空文庫