杞柳
杞柳
名詞
標準
文例 · 用例
少年の心事、その軟弱なること杞柳の如く、他の指示するところにしたがいて変化すること、はなはだやすし。
— 福沢諭吉 『学問の独立』 青空文庫
それはコブヤナギといつて、「孟子」に謂はゆる杞柳のことだといふ。
— 野上豐一郎 『北信早春譜』 青空文庫
性は杞柳のごとく、義はのごとし。
— 野上豐一郎 『北信早春譜』 青空文庫
人の性を以つて仁義を爲すは杞柳を爲るがごとし。
— 野上豐一郎 『北信早春譜』 青空文庫
その杞柳は柳行李の材料になると山崎氏の話であつた。
— 野上豐一郎 『北信早春譜』 青空文庫
杞柳を編んで籠を作る仕事は支那にもありますが、豊岡ぐらい産額の大きいところはないでありましょう。
— 柳宗悦 『手仕事の日本』 青空文庫
徳席(藁莚)、黄麻布、桝呑茶碗、杞柳の弁当箱(トンクリチャツと呼ぶ)、鉄の蝶番など。
— 柳宗悦 『全羅紀行』 青空文庫