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真一文字

まいちもんじ
名詞形容動詞
1
標準
straight line
文例 · 用例
これもおそらく蛾が一種の光度計を所有しているためであろうが、それにしても何町何番地のどの家のどの部分に烏瓜の花が咲いているということを、前からちゃんと承知しており、またそこまでの通路をあらかじめすっかり研究しておいたかのように真一文字に飛んで来るのである。
寺田寅彦 烏瓜の花と蛾 青空文庫
「こゝは、津浦線の界首駅から真一文字だ
黒島傳治 武装せる市街 青空文庫
――真一文字の日あたりで、暖かさ過ぎるので、脱いだ外套は、その女が持ってくれた。
泉鏡花 小春の狐 青空文庫
御者は真一文字に馬を飛ばして、雲を霞と走りければ、美人は魂身に添わず、目を閉じ、息を凝らし、五体を縮めて、力の限り渠の腰に縋りつ。
泉鏡花 義血侠血 青空文庫
もの静かな老嬢は、生きているときは、年がら年じゅう家の中の同じ場所だけをゆっくりと動きまわっていましたのに、死んだいまとなって、このひろびろとした国道を真一文字に走って行くのでした。
BILLEDBOG UDEN BILLEDER 絵のない絵本 青空文庫
最後に護身刀を引抜て真一文字に掻切たる時に、一朶の白気閃めき出で、空に舞ひ上りたる八珠「粲然として光明をはな」つに及びて、「歓しやわが腹に。
北村透谷 処女の純潔を論ず 青空文庫
手勢七百を二手に分けると見ると、さっと一手を率いて真一文字に突入って、忽ち丸山を占領して仕舞った。
菊池寛 長篠合戦 青空文庫
瀬兵衛も手勢五百を密集させ、真一文字に寄手に突入って縦横に切って廻るので、寄手は勢に気を奪われた形である。
菊池寛 賤ヶ岳合戦 青空文庫
作例 · 標準
侍は刀を抜き放つと、迷うことなく敵の胴を真一文字に切り裂いた。
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彼女は決意を固めたように口を真一文字に結び、面接会場へと入っていった。
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広大な平原の真ん中を、地平線まで続く真一文字の道路が走っている。
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