訳係
わけかかり
名詞
標準
文例 · 用例
で、私の職業の変遷を述べれば、官報局の翻訳係、陸軍大学の語学教師、海軍省の編輯書記、外国語学校の露語教師なぞという順序だが、今云った国際問題等に興味を有つに至って浦塩から満洲に入り、更に蒙古に入ろうとして、暫時警務学堂に奉職していた事なんぞがある。
— 二葉亭四迷 『予が半生の懺悔』 青空文庫
こんなあさましい親子が、どこの世界にある……」「…………」「兄貴は、君も知っていた通り、毎日|横浜へ通って、○○会社の通訳係をやっているんだが、気の毒だよ、縁談があっても、親父の為にまとまらないのだ。
— 江戸川乱歩 『疑惑』 青空文庫
お前は明日から警視庁の翻訳係をやめるんだ。
— 江戸川乱歩 『偉大なる夢』 青空文庫
僕は警視庁外事課の翻訳係を拝命して、まだ一年余りだけれど、その短い間にも随分いろいろな実例を見ました。
— 江戸川乱歩 『偉大なる夢』 青空文庫
安政二年江戸から歸國後、直ちに永井、勝らの海軍傳習所の通譯係を任命されたのも、時代の波が命ずるところであつたらう。
— 徳永直 『光をかかぐる人々』 青空文庫