ただいま帰りました
ただいまかえりました
表現
標準
I'm home!
文例 · 用例
「ただいま帰りました」と、僕はあわてて、少しきまりが悪く答えた。
— 岩野泡鳴 『耽溺』 青空文庫
有王 (登場、魚と荒布とを持っている)ただいま帰りました。
— 倉田百三 『俊寛』 青空文庫
私は慄えながら縁側に座って「ただいま帰りました」と挨拶した。
— ――獄中手記―― 『何が私をこうさせたか』 青空文庫
」と手をつかえて、「何をうろうろしとっか、早玄関に行きなさい」としかられてあわてて引き下がると、引きちがえに 「母さん、ただいま帰りました」 と凛々しき声に前を払わして手套を脱ぎつつ入り来る武男のあとより、外套と吾妻コートを婢に渡しつつ、浪子は夫に引き沿うてしとやかに座につき、手をつかえつ。
— 徳冨蘆花 『不如帰 小説』 青空文庫
」と手をつかえて、「何をうろうろしとっか、早玄関に行きなさい」としかられてあわてて引き下がると、引きちがえに「母さん、ただいま帰りました」 と凛々しき声に前を払わして手套を脱ぎつつ入り来る武男のあとより、外套と吾妻コートを婢に渡しつつ、浪子は夫に引き沿うてしとやかに座につき、手をつかえつ。
— 徳冨蘆花 『小説 不如帰』 青空文庫
その上気した顔と、息のはずんだあわてぶりが、この人らしくもないと思いながら、「ただいま帰りました」 そうして一歩なかへ入って、枕を横にしている竜之助の顔を見ると、それが人を斬ったあとのように冴えておりました。
— 他生の巻 『大菩薩峠』 青空文庫
「ただいま帰りました」「お帰り」と言ったが、神尾はやはり苦々しい心持です。
— 他生の巻 『大菩薩峠』 青空文庫
「兄さん、ただいま帰りました。
— 小川未明 『白すみれとしいの木』 青空文庫