邪飛
じゃひ
名詞
標準
foul fly
文例 · 用例
「じゃひとつ、相互扶助というわけでぜひともお頼みします。
— 佐左木俊郎 『猟奇の街』 青空文庫
何か送ってきましたか」「ええ赤い魚の粕漬なんですがね」「じゃひめいちでしょう」 三四郎はつまらんものを送ったものだと思った。
— 夏目漱石 『三四郎』 青空文庫
伸太郎 それじゃひとつ、ふみ子の歌でも拝聴するか。
— 五幕七場 『女の一生』 青空文庫
酔わないうちはそうでもないが、酔ったが最後、これがヨタモノの本性であり、駄賃をかせぐまでは、血を見たぐらいじゃひるまない。
— 坂口安吾 『街はふるさと』 青空文庫
ヘイありがとうござんす」 ピョーイと素頓狂に飛び上がると、「じゃひとつねえ師匠、縁起に歌いましょ、都々逸でも」 ニッコリ笑って、柄になく錆びのある中音で、※異人館の屋根に異国の旗が風に吹かれてブラブーラ これがほんとの異国(地獄)の旗(沙汰)も風(金)次第イイ…… と一気に歌った。
— 正岡容 『小説 圓朝』 青空文庫
ふふん、肚のなかじゃひとを小馬鹿にしてるくせに。
— 久生十蘭 『金狼』 青空文庫
「食べ物が悪くて月給が四分の一じゃひどい。
— 相馬愛蔵 『私の小売商道』 青空文庫
ええ、小諸から小海線で野辺山という所まで行きたいんだがな、じゃひとつ頼むから、金を――少年 いや、おじさんから豆を貰ったんだからお礼の代りに、金は切符をもってきってやってからもらやいいよ。
— 三好十郎 『樹氷』 青空文庫
作例 · 標準
ピッチャーの投げたボールは、打者のバットに当たらず、そのまま邪飛となってしまった。
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グラウンドの端ギリギリに飛んだ打球は、審判のコールで邪飛と判定された。
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もっと練習して、邪飛を減らしてフェアゾーンに飛ばせるようになりたい。
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