大上段
だいじょうだん
名詞頻度ランク #42195 · 青空 0 例
標準
holding a sword above one's head (kendo posture)
文例 · 用例
駅長宮沢賢治ことことと行く汽車のはて温石いしの萱山の上にひとつの松ありてあるいは雷にうたれしや三角標にまがへりと大上段に真鍮の棒をかざしてさまよへりごみのごとくにあきつとぶ高圧線のま下にて秋をさびしき白服の酒くせあしき土木技手いましも汽車を避け了へてこなたへ来るといまははた急ぎガラスを入りにけり
— 宮沢賢治 『駅長』 青空文庫
大吉「よーしT「汝等、よう開けぬ のなら、俺が 斬って落すぞ」 と叫んで太刀大上段に振り上げ、T「此村大吉が 柳島の妙見に 一大乱闘の幕 切って落すぞ」 と叫んで一同の中へ斬り込む。
— 山中貞雄 『中村仲蔵』 青空文庫
花屋の庭は美しかろう、散歩の時は寄ってみるよ、情郎は居ないか、その節邪魔にすると棄置かんよ、などと大上段に斬込んで、臆面もなく遊びに来て、最初は娘の謂うごとく、若山を兄だと思っていた。
— 泉鏡花 『黒百合』 青空文庫
――「前夜、ココココ、と云って小刀を出してくれたと同一処、敷居から掛けて柱へその西瓜を極めて置いて、大上段です。
— 泉鏡花 『草迷宮』 青空文庫
が、二葉亭の文学というは満身に力瘤を入れて大上段に振りかぶる真剣勝負であって、矢声ばかりを壮んにする小手先剣術の見せ物試合でなかったから、美妙や紅葉と共に轡を駢べて小手先きの芸頭を競争するような真似は二葉亭には出来なかった。
— 内田魯庵 『二葉亭四迷の一生』 青空文庫
父親が調子をとつて小槌を振りあげ、蹄鉄を続け打ちにした後に、そら来たツーカーンと金床を打ち鳴らすと、大上段に振り翳されて合図を待つてゐた八重の槌が火花の中に振り落された。
— 牧野信一 『南風譜』 青空文庫
星影で見れば大上段、辻の真ん中に立っている。
— 国枝史郎 『剣侠受難』 青空文庫
〈堅キ心ノ一徹ハ……〉 万十郎の胸先は腹までひろがり、荒熊のやうな胸板を彼は砕けよとばかりに打ちなぐつて、大上段の大見得であつた。
— 牧野信一 『サクラの花びら』 青空文庫
作例 · 標準
剣道の試合で、彼は相手に対して堂々と大上段に構えた。
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先生は竹刀を大上段に構え、生徒たちに基本姿勢を教えた。
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大上段の構えは、相手に威圧感を与える効果がある。
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標準
haughty attitude
作例 · 標準
彼はいつも大上段の態度で話すので、周りの人からは煙たがられている。
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上司のその大上段な物言いに、部下たちは不満を感じていた。
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「まあ、彼は昔からちょっと大上段なところがあるんだよね。」
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