黄竜
おうりょう
名詞
標準
文例 · 用例
こののろしは陳氏があげているのだ、陳氏が支那式黄竜の仕掛け花火をやったのだと気がつきましたので、大悦びでみんなにも説明しました。
— 宮沢賢治 『ビジテリアン大祭』 青空文庫
広い桑畑には時々小さい旋風をまき起して、黄竜のような砂の渦が汽車を目がけて直驀地に襲って来る。
— 岡本綺堂 『春の修善寺』 青空文庫
走るものは以て罔を為すべし、游ぐものは以て綸を為すべし、飛ぶものは以て黒竜を殺し以て冀州を済う〉、また〈黄帝は土徳にして黄竜|見る〉、また〈夏は木徳にして、青竜郊に生ず〉など、吉凶とも竜の動静を国務上の大事件として特筆しおり、天子の面を竜顔に比し、非凡の人を臥竜と称えたり。
— 田原藤太竜宮入りの話 『十二支考』 青空文庫
黄竜の奥の間で、ひっそりと物音をさせているのは?
— 海野十三 『少年探偵長』 青空文庫
博士は、眉をつりあげ、額に青筋を立て、真剣になって、黄竜の間で家探しをしている。
— 海野十三 『少年探偵長』 青空文庫
だが、いよいよ探してみると、ここぞと思った黄竜の間に、思う品物がないのである。
— 海野十三 『少年探偵長』 青空文庫
いつの間にか黄竜の幕をかきわけ、四馬頭目の巨体が、長袖から愛用の毒棒をつきだしている。
— 海野十三 『少年探偵長』 青空文庫
北上組は巡洋艦隊で、南洋の辺に残っているのは主力艦隊だろうよ」「うむ、すると戦艦淡路、隠岐、佐渡、大島や、航空母艦の赤竜、紫竜、黄竜などというところがわれわれを待っているわけだね。
— 海野十三 『浮かぶ飛行島』 青空文庫
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黄竜 は、中国の伝承五行思想に現れる黄色の竜。黄金に輝く竜であると言う異説もある。
出典: 黄竜 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0