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柱列

ちゅうれつ
名詞
1
標準
文例 · 用例
月しろは鉛糖のごと、    柱列の廊をわたれば、コカインの白きかをりを、  いそがしくよぎる医師あり。
宮沢賢治 文語詩稿 五十篇 青空文庫
われは馭者と脊中合せに乘りたれば、古祠の柱列のやうやく遠ざかりゆくを見やりつゝ、耳には猶少女の叫びし聲を聞きて、限なき心の苦しさを忍び居たり。
IMPROVISATOREN 即興詩人 青空文庫
その状柱列の迫持を戴けるに似て、波はその門に走り入り、その内にありて戲れ遊べり。
IMPROVISATOREN 即興詩人 青空文庫
柱列の間には行人|絡繹として、そのさまいと樂しげなれども、われは獨り心の無聊に堪へざりき。
IMPROVISATOREN 即興詩人 青空文庫
さらにその上の円窓に描かれたステンドグラスのロザスの美しさ、また一層上の柱列は、人体の解剖図に似た脊柱の周囲の整然たる管状の立体化となって、ノートル・ダムの怪獣を支えている。
横光利一 旅愁 青空文庫
遙か彼方に、第一級、上帝の宮殿が、輝くパンシーオン風の柱列をもって眺められる。
宮本百合子 対話 青空文庫
己は柱列のある所に出た。
BALTHASAR ALDRAMIN. KURZE LEBENSGESCHICHTE AUS DEM ALTEN VENEDIG. 復讐 青空文庫
私はそういう柱列をいつも見ているわけでしょう?
一九四一年(昭和十六年) 獄中への手紙 青空文庫