儲け役
もうけやく
名詞
標準
lucrative position
文例 · 用例
役がまたお小納戸頭という袖の下勝手次第、収賄御免の儲け役であるだけに、何から何までがこれみよがしの贅沢ぶりでした。
— 千代田城へ乗り込んだ退屈男 『旗本退屈男 第十一話』 青空文庫
時々儲け役を受け取つてゐるが、其役きりで、他は端役であることが多かつた。
— ――中村魁車を誄す―― 『街衢の戦死者』 青空文庫
だからこれは、なにも公がエライからではなく、公の生まれ柄が儲け役をしているのだ。
— 北大路魯山人 『現代能書批評』 青空文庫
一平君は漫画家であるから三面記事に責任はないやうなものゝ、ニユウス・※リユウ百パーセントの話を聞いては、新聞記者的良心が黙つてゐられなかつたので、事件を素ツ葉抜く代りに、せい/″\私に儲け役を振つてくれたのであらう。
— 谷崎潤一郎 『青春物語』 青空文庫
「そうですわね、」と彼女は失敬な微笑を浮かべてなお言った、「慰め役はそれを演ずる者にとっては儲け役ですよ。
— JEAN-CHRISTOPHE 『ジャン・クリストフ』 青空文庫
「あなたはまだ、慰め役は儲け役などと言うつもりですか。
— JEAN-CHRISTOPHE 『ジャン・クリストフ』 青空文庫
僕の役は大阪弁で、よくはないがまあ儲け役。
— 昭和九年 『古川ロッパ昭和日記』 青空文庫
全体御廏の喜三太のごときは、近世の鬼一法眼の芝居などでこそ随分の儲け役であるが、実は『義経記』特製の人物に過ぎなかった。
— 柳田国男 『雪国の春』 青空文庫
作例 · 標準
彼は新しいプロジェクトの儲け役に任命された。
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その部署は会社の儲け役として、常に注目されている。
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儲け役を狙って、社内での競争が激化している。
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