片流れ
かたながれ
名詞
標準
slanting, one-sided (shed) roof
文例 · 用例
拱廊のあいだから見あげると、青い空がわずかに見え、雲が一片流れていた。
— ワシントン・アーヴィング Washington Irving 『ウェストミンスター寺院』 青空文庫
しかるに馬琴はその紀行に京丸の伝聞を記して、巨大なる花片流れ出るなどと、ほとんと武陵桃源をもってこれを視たのみならず、さらにその作のたしか稚枝鳩か何かの中に、この地の事を取り入れて纐纈城の古譚の焼直しを試みている。
— 柳田國男 『地名の研究』 青空文庫
作例 · 標準
最近の戸建て住宅では、シンプルでモダンな外観が得られる片流れの屋根がデザインの主流になりつつある。
南向きの片流れ屋根は、太陽光パネルを広い面積で効率よく設置できるため、省エネ性能を重視する住宅に適している。
隣地との境界が近い狭小地では、片流れの屋根から落ちる雨水や雪が隣家へ侵入しないよう、勾配の向きに細心の注意を払う必要がある。
物置やカーポートの屋根には、構造が単純で施工コストを安く抑えられる片流れの形式が広く採用されている。