瞿然
くぜん
形容詞-たる副詞-と
標準
looking on with surprise
文例 · 用例
然れども開元の盛時に当りて、一行阿闍梨、陛下万里に行幸して、聖祚疆無からんと奏したりしかば、心得がたきことを白すよとおぼされしが、安禄山の乱起りて、天宝十五年|蜀に入りたもうに及び、万里橋にさしかゝりて瞿然として悟り玉えりとなり。
— 幸田露伴 『運命』 青空文庫
」わたくしは始て読んで瞿然とした。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
南洲一見して瞿然たり。
— 南洲手抄言志録 『南洲手抄言志録』 青空文庫
久助君のからだのなかに、ばくぜんとした悲しみがただよっていた。
— 新美南吉 『川』 青空文庫
模 樣かくぜんめぢの外秋澄み方角すでに定まり大藍色天電線うなる電線目をつらぬき。
— 山村暮鳥 『聖三稜玻璃』 青空文庫
模樣かくぜんめぢの外秋澄み方角すでに定まり大藍色天電線うなる電線目をつらぬき。
— 山村暮鳥 『聖三稜玻璃』 青空文庫
私はがくぜんとして自分を省みた、そして恥ぢた、何といふ醜い私だつたらう。
— 種田山頭火 『其中日記』 青空文庫
今朝はしゆくぜん身心の新たなるを覚えた、私はやうやくまた一転化の機縁が熟してきたことを感じる。
— 種田山頭火 『旅日記』 青空文庫
作例 · 標準
突然の発表に、聴衆は皆、瞿然として顔を見合わせた。
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彼は信じられない出来事を目の当たりにし、瞿然として立ち尽くした。
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部屋に入ってきた友人の奇妙な格好に、私は思わず瞿然とした。
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