磨損
まそん
名詞動詞-サ変
標準
wear and tear
文例 · 用例
」 メキシコ銀や香港ドルは、中国でさんざん使用されたあとのものとして磨損毀傷して目方の減ったものが多かったのであるが、この交換のばあいには、受取るのは外人所有の日本の一分銀で、渡す銀貨は新鋳の一円銀貨だから、目方を厳重にするというのは一分銀のほうである。
— 服部之総 『明治の五十銭銀貨』 青空文庫
繊細な性質をもち生命の堕落的な磨損からのがれようとの感心な願いをもってるらしい、コレットのような若い娘が、どうしてかかる連中といっしょになるのを喜ぶことができるのか、クリストフには了解がいかなかった。
— JEAN-CHRISTOPHE 『ジャン・クリストフ』 青空文庫
沈黙によって、皮肉によって、磨損させることによって、落胆させることによって――また、おりよき邪悪な誘惑によって、それらの力を殺さんとする、なんというみごとな手ぎわであることぞ!
— JEAN-CHRISTOPHE 『ジャン・クリストフ』 青空文庫
物質の服従には、磨損するがために一定の限度がある。
— LES MISERABLES 『レ・ミゼラブル』 青空文庫
私には、いまそんな事を考えている余裕がない。
— 太宰治 『ろまん燈籠』 青空文庫
(数枝) 何かいまそんな話もあるんですって。
— ―――三幕 『冬の花火』 青空文庫
そしてそのままそんな事は忘れていました。
— THE YELLOW FACE 『黄色な顔』 青空文庫
このような記録をたくさん並べたてるのはたやすいことであろう、――が私はいまそんなことはしまい、――早すぎる埋葬が実際に起るものだという事実を立証するような必要はべつにないからである。
— THE PREMATURE BURIAL 『早すぎる埋葬』 青空文庫
作例 · 標準
長年使い込んだ機械は、摩損が進んで動きが悪くなっていた。
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頻繁な使用により、靴の裏側が摩損していた。
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摩損を防ぐために、部品には特殊な加工が施されている。
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