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みく

みく
名詞
1
標準
sword, dagger, etc. used in crime
文例 · 用例
ああ、われのみの、われのみの聖なる遊戲、知るひととてもありやなしや、怒れば足深空に跳り、その靴もきらめききらめき、涙のみくちなはのごとく地をはしる。
萩原朔太郎 光る風景 青空文庫
私は鮮緑といふやうな明るい感じがすきだから、百姓風のぢみくさい気分は陰気でいやだ。
萩原朔太郎 石段上りの街 青空文庫
だが、君が、現在の世の中に対して持つてゐる、支配階級へのじゆそ、君と同じやうに踏みくだかれてゐる者への愛情や涙、この不合理から自分自身を解放する為の組織、さういふものを、死を決して、遺言として残す積りでかゝれば、必ず人を打ち、動かすものが書けると思ふ。
葉山嘉樹 遺言文学 青空文庫
この世なるえにしふかくして母よ子と和みくらさんみじかきこの世を。
――型でなしに 家庭愛増進術 青空文庫
メリヤスや靴下を並べた台の前には人間の垣根が出来てその垣根から大小色々な無数の手が出てうごめきながら商品をつまぐり引っぱり揉みくたにしている。
寺田寅彦 猫の穴掘り 青空文庫
いかにしてさはおぼしつるぞ、いとよき御聞きざま」と、友は口おほひもしあへず笑みくつがへる。
樋口一葉 すゞろごと 青空文庫
人間がまるで踏みくちやにされてしまつてる……」「うむ、踏みくちやにされてしまつてるは好いね。
南部修太郎 ハルピンの一夜 青空文庫
そして、二段、三段と、大股に階段を駈け降りながら、苦苦しさ一杯に、自分を踏みくちやにしたいやうな氣持で、私は心の中に呶鳴り續けてゐた。
南部修太郎 ハルピンの一夜 青空文庫
作例 · 標準
警察の家宅捜索により、犯行に使われたと思われる血の付いた「みく」が発見された。
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刑事は鋭い目で現場を検証し、「凶器のみくはどこへ消えたんだ」と呟いた。
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古い蔵の中から、先祖が護身用として持っていたという鋭利な「みく」が出てきた。
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