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思い出話

おもいでばなし
名詞
1
標準
reminiscent talk
文例 · 用例
もちろんこれは自分等の年輩のものの自分勝手な見方ではあろうが、こうした見方もあるいは現代の俳人に多少の参考にはなるかもしれないと思ったので思い出話のついでに拙ない世迷言を並べてみた次第である。
寺田寅彦 明治三十二年頃 青空文庫
「いつでもまるで海老をうでたように眼の中まで真赤になっていた」という母の思い出話をよく聞かされた。
寺田寅彦 青空文庫
思い出せば私が三つのとき、というような書きだしから、だらだらと思い出話を書き綴っていって、二歳一歳、しまいにはおのれの誕生のときの思い出を叙述し、それからおもむろに筆を擱いたら、それでよいのである。
太宰治 玩具 青空文庫
私もまた、そのような手管はいやでなく、この赤児の思い出話にひとつ巧みな手管を用いようと企てたのである。
太宰治 玩具 青空文庫
それらを赤児の思い出話のあとさきに附け加えて、そうして姿勢の完璧と、情念の模範と、二つながら兼ね具えた物語を創作するつもりでいた。
太宰治 玩具 青空文庫
なあに、学校を出て、後でその頃の学友と思い出話をしてごらん。
太宰治 新ハムレット 青空文庫
だから、あなたもわが東北文化のために大いに自由|闊達に、当時の思い出話を語って下さい。
太宰治 惜別 青空文庫
実朝の近習が、実朝の死と共に出家して山奥に隠れ住んでいるのを訪ねて行って、いろいろと実朝に就いての思い出話を聞くという趣向だ。
太宰治 鉄面皮 青空文庫
作例 · 標準
例句