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五十歩百歩

ごじっぽひゃっぽ異読 ごじゅっぽひゃっぽ
表現名詞
1
標準
six of one, half a dozen of the other
文例 · 用例
歴史上の遺蹟や古美術品の案内や紹介ならばともかく、科学上の権威においてはそのような ambiguity はあり得べからざる事ではないかという人があるだろうが、不幸にして科学上の事柄でも畢竟五十歩百歩である。
寺田寅彦 科学上における権威の価値と弊害 青空文庫
人道主義になると、五十歩百歩ではあるが、いくらか考え方が広汎になり、戦争の原因を追求しようとする慾求が見えて居る。
黒島伝治 反戦文学論 青空文庫
」などと、旗取り競争第一着、駿足の少年にも似たる有頂天の姿には、いまだ愛くるしさも残りて在り、見物人も微笑、もしくは苦笑もて、ゆるしていたが、一夜、この子は、相手もあろに氷よりも冷い冷い三日月さまに惚れられて、あやしく狂い、「神も私も五十歩百歩、大差ござらぬ。
――(生れて、すみません。) 二十世紀旗手 青空文庫
しかしそれと五十歩百歩のいいかげんさは至るところにあるかもしれない。
寺田寅彦 断水の日 青空文庫
それは要するに五十歩百歩の差にすぎない」。
有島武郎 宣言一つ 青空文庫
もっとも、私とても五十歩百歩、二十八歳の青春を表現したとは言うまい。
織田作之助 東京文壇に与う 青空文庫
しかしこの議論によれば、人間のすることは結局大同小異五十歩百歩の紋切型で、赤、黄、青、紫、黒、白などの原色とその組み合わせがあるだけで、異色などというものはあり得ないということになる。
織田作之助 夜の構図 青空文庫
誠実にこの鴎外全集を編纂なされて居られるようですが、如何にせんドイツ語ばかりは苦手の御様子で、その点では、失礼ながら私と五十歩百歩の無学者のようであります。
太宰治 女の決闘 青空文庫
作例 · 標準
どちらの提案も大差なく、五十歩百歩といったところだ。
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「あの二人の実力は、正直言って五十歩百歩だよ。」
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彼らの解決策は、根本的な問題解決にはならず、五十歩百歩だった。
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