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種油

たねあぶら
名詞
1
標準
rapeseed oil
文例 · 用例
」おしかは神棚から土器をおろして、種油を注ぎ燈心に火をともした。
黒島傳治 老夫婦 青空文庫
洋燈では旦那様の身躰危いと言ふで、種油提げて、燈心土器を用意して参りやしたよ。
泉鏡太郎 神鑿 青空文庫
種油で自動車を動かそうとする。
岡本かの子 豆腐買い 青空文庫
彼は彼等の伴侶に在つては、幾度かいひふらされて居る如く水に落した菜種油の一|滴である。
長塚節 青空文庫
勘次は其の菜種油のやうに櫟林と相接しつゝ村落の西端に僻在して親子三|人が只凝結したやうな状態を保つて落付て居るのである。
長塚節 青空文庫
煤け切つた佛壇の菜種油の明りは遠い國からでも光つて來るやうにぽつちりと微かに見えた。
長塚節 青空文庫
――蟻なら種油を御注ぎなさい。
夏目漱石 それから 青空文庫
胡麻油などをつかう並みの天麩羅とちがって黄檗のは古い種油と鼠の糞のようなボトボトの堅いメリケン粉を用いる。
矢田津世子 茶粥の記 青空文庫
作例 · 標準
江戸時代の照明には、菜種から採れる種油が広く使われていた。
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この地方の伝統的な揚げ物には、香ばしい種油を使うのがこだわりだ。
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祖母の家には、今でも種油を貯蔵するための古い油壺が残っている。
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