順縁
じゅんえん
名詞
標準
favorable condition (for entering the priesthood)
文例 · 用例
相手を祝福する動機によって結縁したいわゆる「順縁」の場合のみならず、相手を呪誼する動機によって結縁した(たとえば相手と口論したることが動機となって結縁したるがごとき)「逆縁」の場合においてもなおその相手と少しも触れ合うことのできなかった「無縁」の場合よりは感謝したい気がする。
— 倉田百三 『愛と認識との出発』 青空文庫
一念弥陀仏、即滅無量罪、願わくは、逆縁を以て順縁となし、最後の念仏により、極楽往生の遂げられんことを、お願い申します」 高らかに念仏を称えて、首をさし伸べた。
— 第十二巻 『現代語訳 平家物語』 青空文庫
作例 · 標準
彼は幼い頃から仏の教えに親しむという順縁に恵まれ、自然な流れで出家を決意した。
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家族全員が信仰に篤い家系に生まれたことは、彼にとって菩提を求めるための順縁であった。
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師匠との運命的な出会いが順縁となり、彼は迷うことなく仏門に足を踏み入れた。
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標準
dying in order (from oldest to youngest)
作例 · 標準
祖父、父、そして子へと命が繋がれ、順縁に世を去ることは一つの理想的な形とされる。
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親より先に子が逝くという悲劇を免れ、順縁で葬儀を執り行えることに安堵の溜息が漏れた。
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順番通りに別れが来るという順縁の理を噛み締めながら、家族は静かに最後を見送った。
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