ビクター
ビクター異読 ビクタ
名詞頻度ランク #18915 · 青空 939 例
標準
victor
文例 · 用例
漆喰の土間の隅には古ぼけたビクターの蓄音器が据えてあって、磨り滅ったダンスレコードが暑苦しく鳴っていた。
— 梶井基次郎 『ある崖上の感情』 青空文庫
この交聲曲は東京音樂學校の演奏により五百人の合唱を以て公開せられ、ビクターに於てまた十二吋盤八枚にわたり吹き込まれた。
— 北原白秋 『新頌』 青空文庫
「君は僕がビクター・トレヴォの話をしたのをきいたことがなかったかね?
— コナンドイル 『グロリア・スコット号』 青空文庫
「結局VHSだベータだと大騒ぎした挙げ句、エレクトロニクスの先端を走っていたはずの二社が、時代の流れにすっかり取り残されてしまったんだよ」 VTRの規格の主導権をめぐって、ベータの開発元であるソニーとVHSの生みの親であるビクターは激しいシェア争いを繰り広げた。
— 富田倫生 『青空のリスタート』 青空文庫
この戦場では、結局のところビクターが勝ちソニーが破れた。
— 富田倫生 『青空のリスタート』 青空文庫
ビクターばかりですね。
— 牧野信一 『眠い一日』 青空文庫
ビクターでエルマンのアベマリアをきいて驚いた。
— 一九二一年(大正十年) 『日記』 青空文庫
マルティンはアメリカ最大のプリマドンナで世界三大「お蝶夫人」歌手の一人、ゼラルチン・ファラーの相手役をつとめ、その当時世界中で愛読されましたビクターレコード会社出版のオペラブックに出て来るテナーでした。
— 三浦環 『お蝶夫人』 青空文庫