人懐かしい
ひとなつかしい
形容詞
標準
lonesome for
文例 · 用例
○何といふおとなしい犬だらう、上品で無口で、人懐かしい、犬小屋は樹明君がいつか持つてきた兎箱、二つに仕切つてあるから一つは寝室で、一つは食堂、そこには碗一個と古筵一枚、――それで万事OKだ!
— 種田山頭火 『其中日記』 青空文庫
人々の群れに近づいて常に不平と嫌悪との心で交わっているよりも、離れてみずからをソリチュードに置き、人懐かしい心で、常に愛と平和とを胸に宿している方がより優れた生活法ではないであろうか。
— 倉田百三 『愛と認識との出発』 青空文庫
それでもお雪には、なんとなく人懐かしい。
— 鈴慕の巻 『大菩薩峠』 青空文庫
ただでさえ人懐かしいと思うところに、新たに来た人といえば、それだけで一層懐かしい。
— 鈴慕の巻 『大菩薩峠』 青空文庫
しかし、まあ、ちょうど、何かしら人懐かしい折柄、近く寄って、話敵に取ってみるのも一興。
— 年魚市の巻 『大菩薩峠』 青空文庫
「……おばあさん、なにを採っているんですか」 人懐かしい武蔵の気持だったのである。
— 風の巻 『宮本武蔵』 青空文庫
作例 · 標準
故郷の風景が、とても人懐かしい(ひとなつかしい)。
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昔の友達に会って、懐かしい思い出話に花を咲かせた。
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「ああ、この曲を聴くと、なんだか人懐かしい(ひとなつかしい)気持ちになるわ。」
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